離乳食のスタートは、1年目のなかでもとくにワクワクする、そして少しドキドキする節目です。離乳食はいつから始めればいいのか。その答えは「何か月になったら」だけでは決まりません。大切なのは、赤ちゃんの準備ができているかどうか。早すぎれば赤ちゃんの消化や飲み込む力がまだ追いつかず、遅すぎれば食べる力を育てる大切な時期を逃してしまうこともあります。

離乳食はいつから?目安は生後5〜6か月ごろ

日本では、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」で、離乳食の開始は生後5〜6か月ごろが目安とされています。WHOなど国際的なガイドラインでは、生後6か月ごろからの開始がすすめられています。それより前は、腸の働きや飲み込むための口の動きがまだ発達の途中で、母乳やミルクから必要な栄養をとることができます。

ただし、月齢は話の半分にすぎません。もう半分は、赤ちゃん自身が「準備できたよ」というサインを見せてくれることです。

離乳食の始めどきのサイン

こうしたサインがいくつか見られ、月齢も目安に近づいていれば、始めどきです。まだあまり興味がなさそうなら、急ぐ必要はありません。1〜2週間ほど待って、また試してみましょう。早産で生まれた赤ちゃんや、気になることがある場合は、乳幼児健診や小児科で相談してから始めると安心です。

最初の食材と進め方

はじめは1種類の食材だけの、なめらかにすりつぶしたものから。日本では、つぶしたおかゆ(10倍がゆ)から始める家庭が多く、慣れてきたら、にんじん、かぼちゃ、じゃがいもなどの野菜のペースト、さらに豆腐や白身魚などのたんぱく質へと少しずつ広げていくのが一般的です。成長とともに不足しやすい鉄分をとれる食材も、徐々に取り入れていきましょう。

はちみつは1歳になるまで与えないでください。乳児ボツリヌス症の原因になるおそれがあります。はちみつ入りの食品にも注意しましょう。また、食べたあとに口のまわりや体に発疹が出る、くり返し吐く、ぐったりする、呼吸が苦しそうといった様子があれば、すぐに小児科へ。呼吸が苦しそう、顔色が悪いなど緊急のときは迷わず119番に連絡してください。夜間や休日に迷うときは小児救急電話相談(#8000)も利用できます。

はじめのうちは、母乳・ミルクが主役

離乳食のはじめの時期は、カロリーをとることよりも、味や舌ざわりを知り、食べる練習をすることが目的です。栄養の中心は、しばらくは母乳やミルクのまま。赤ちゃんのペースを大切にして、食べたがらない日は無理をしないようにしましょう。授乳の記録を続けておくと、離乳食が進むにつれて授乳がどう変わっていくかも見えてきます(授乳記録のつけ方)。

「初めて食べたもの」をすべて記録しよう

離乳食の初期はあっという間に過ぎていきます。そして、何をいつ食べたかの記録は、反応に気づくためにも大切です。Trackeronには「はじめての味」の記録機能があり、新しく食べた食材ごとに、好き・きらい、食品のカテゴリー、星の評価を残せます。これまでに試した食材がいつでも分かり、わが子の「はじめて」の思い出も残ります。授乳・睡眠・成長も同じ育児記録アプリで記録でき、記録全体のつけ方は育児記録のつけ方で紹介しています。

まとめ

離乳食はいつから?の答えは、生後5〜6か月ごろを目安に、赤ちゃんが始めどきのサインを見せてくれたとき。ゆっくり進め、新しい食材は1種類ずつ、母乳やミルクを主役にしたまま、一口ごとの「はじめて」を記録していきましょう。そうすれば、離乳食の時間を楽しみながら、反応にも早く気づけます。進め方に迷ったら、乳幼児健診や地域の保健センター、小児科で気軽に相談してください。

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よくある質問

離乳食はいつから始めればいいですか?

日本では厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」で生後5〜6か月ごろが目安とされています。月齢に加えて、首がすわり支えるとおすわりができる、食べ物に興味を示すといった始めどきのサインが見られるかどうかも大切です。

離乳食を始めるサインは何ですか?

支えるとおすわりができて首がしっかりすわっている、スプーンを舌で押し出すことが少なくなった、大人が食べるのをじっと見たり手を伸ばしたりする、食べ物を口の奥に送って飲み込める、などが目安です。

最初の離乳食は何から始めますか?

日本ではなめらかにすりつぶしたおかゆ(10倍がゆ)から始める家庭が多く、慣れたら野菜のペースト、豆腐や白身魚などへと少しずつ広げていくのが一般的です。新しい食材は1回に1種類ずつ、少量から試しましょう。

赤ちゃんが離乳食を食べないときはどうすればいいですか?

はじめの時期は食べる量より慣れることが目的で、栄養の中心は母乳やミルクです。無理をせず、数日から1〜2週間あけてまた試してみましょう。体重の増え方などが気になるときは小児科や乳幼児健診で相談してください。

離乳食で気をつけることはありますか?

はちみつは乳児ボツリヌス症のおそれがあるため1歳になるまで与えないでください。初めての食材は1種類ずつ、小児科が開いている平日の午前中に試すと安心です。発疹や嘔吐、呼吸が苦しそうな様子があればすぐに受診を。